コードロック部品開発【材質:PPA】

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汎用エンプラ

汎用プラスチック

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材料特性編:ポリフタルアミド(PPA)

PPA(Polyphthalamide)は、テレフタル酸、イソフタル酸などのフタル酸類をモノマーとして使用したポリアミドです。

分子骨格中にベンゼン環を導入する事によって、高強度・高耐熱・低吸水を実現。

■PPA樹脂の特徴

長所 短所
  • 高強度
  • 耐疲労特性
  • 短期耐熱性
  • 耐薬品性
  • 成形加工性
  • 二次加工性
  • 吸湿寸法変化
  • 長期耐熱性
  • 耐塩害性
分類 各ポリアミドの特徴 各ポリアミド(例)
脂肪族ポリアミド 分子内に芳香環を含まないポリアミド。
PA6、PA12、PA66、PA46など
PA66
半芳香族ポリアミド モノマーのジカルボン酸又はジアミンの何れかが芳香族化合物であるポリアミド。PPAは半芳香族PAの一つで、変性PA6TPA9T、PARA(ポリメタキシリレンアジパミド)など。 PPA
PARA
全芳香族ポリアミド モノマーのジカルボン酸及びジアミンの両方が芳香族化合物であるポリアミド。
ポリ-p-フェニレンテレフタラミド(商品名ケブラーR)など
ケブラーR

各種半芳香族ナイロンの構造と熱的性質

化学構造と構成モノマー 熱的性質 製造メーカー
6T/6-6 C6ジアミン
アジピン酸
テレフタル酸
Tm=290~300℃
Tg=90~110℃
Mitsui Chemicals
SOLVAY
6T/6I C6ジアミン
イソフタル酸
テレフタル酸
Tm=320℃
Tg=125℃
Mitsui Chemicals
SOLVAY
6T/6I/6-6 C6ジアミン
アジビン酸
イソフタル酸
テレフタル酸
Tm=315℃
Tg=120℃
SOLVAY
6T/M-5T C6ジアミン
メチルベンタン
ジアミン
テレフタル酸
Tm=305℃
Tg=135℃
Du pont
9T C9ジアミン
テレフタル酸
Tm=308℃
Tg=125℃
kuraray

ファインセラミック代替コードロック部品の樹脂化

要求特性
  • 昇降コード摩耗(耐久・摺動摩耗)
  • 昇降制御性(特性)
  • 作動発熱耐久(繰返昇降5000回)
  • 機械的強度
  • 寸法安定性
  • 接着特性(エポキシ系接着剤)
  • 量産コスト

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